2008年3月8日土曜日

Japanese Woman_上海Beauty事情



上海では最近超高級美容院・中村美容城1.高級美容院次々とオープンし実に多くの美容院がある。中には欧米系・日系のものもあるが大多数の美容院は地元の店舗である。営業は朝10時から深夜にまでおよぶので、学生・OL・主婦が随時気楽に美容院を訪れている。美容院では理髪・シャンプーの他、身体のマッサージ・エステのサービスもあるため、仕事帰りのOLなどにとっては美容院がリラックスタイムにもなっている。価格は日本の2割程度だが美容技術に加え、タオル・ブラシ・ハサミなど使用器具の衛生面に一抹の不安を感じるためか、japanesewomanにとってはこれら地元の美容院はいまひとつ人気がない。 さて、上海には8000人を超える長期滞在の日本人がいることから、japanesewomanは日本の美容技術と衛生管理手法を持ち込んでいる日本人美容師のいる美容院に行くことが多い。既に上海ではそのような店が何店もあり、口コミやインターネットを通じて技術内容や価格などの情報交換が行われている。 もともとこれらの美容院は外国人を主な対象としているため、価格も地元美容院よりはるかに高い。しかし、最近さらに高級感を打ち出した美容院がオープンしている。虹橋地区に昨年オープンした仏系の会員制美容室「DECLEOR」は、会員年会費が1万5000元もするものの、上海の裕福な女性や欧米系女性をターゲットにしている。さらに、この7月には日系美容院「中村美容城」が虹橋地区にオープンした。最先端の設備・技術を備え、衛生面に配慮し70人のスタッフのうち30人の日本人スタッフを抱えており、規模から見ても上海の最大手であろう。価格は日本並みでカット350元~、パーマ650元~、フェイシャルエステ360元~、ボディエステ480元~などとなっていて、これらのサービスを全部受けると上海OLの約1ケ月分の給料をはるかに超える超高級店である。 このような外国人や高額所得者を対象とする美容院が次々とオープンするのは、上海に裕福な女性が多いからである。しかし高級感をアピールするのは話題づくりになるが、競争の激しい上海では常連客をいかに多く確保しシェアを伸ばしていくかが、今後の課題であろう。
2.日系化粧品会社が大奮闘 上海のデパートは日本と同様1階に化粧品売り場を設けて、資生堂・カネボウ・コーセーなどの日系やシャネル・ディオール・サンローランなど欧州系の高級化粧品を展示しており、若い女性でいつもにぎわっている。ある雑誌のインタビュー記事によれば、上海OLは新人のとき「資生堂」を愛用し、次第に年齢も給料も高くなるに従い「シャネル」に移ると答えている。シャネルは中国でもキャリアウーマンのシンボルのようだ。ただし結婚して主婦OLになると、また資生堂に戻るとのことである。 さて、ここのところ日系化粧品メーカーの中では資生堂の奮闘が目立つ。そこで同社の最近の動きを紹介しよう。 資生堂は1994年から発売している人気ブランド「オプレ」化粧品の直営店を今年8月北京にオープンさせるなど中国での事業を拡大しており、実績が認められて2008年北京五輪の正式スポンサーのひとつにもなっている。さらに今年10月から2つの男性用化粧品シリーズを発売すると発表した。中国で男性用化粧品を本格発売するのは中国内外の化粧品メーカーで資生堂が始めてで、20代青年向けの「UNO」と30代壮年を対象の「JS」の両男性用化粧品を「オプレ」の販売ネットに載せて販売していく方針である。価格は70~150元と中国人には高めだが、幹部候補生やヤングエリートといった購買層相手にシェアの拡大を目指す。CM面については、さすが資生堂らしく若者に大人気の香港の大物俳優・歌手のイーキン・チェン(鄭伊健)を「JS」のキャンペーンモデルに起用し、北京・上海で記念イベントを開催する。「UNO」のモデルには日本やアジアで人気のSMAPの中井正広を起用する。資生堂の2000年度の売上高は5000億円と言われているが、2010年にはこれを更に1兆2000億円にまで拡大させるという。
参考:時事速報、NNA

1 件のコメント:

Pakistani Fashion Wear さんのコメント...

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